大分市・髙畠留美さん

介護福祉士/住宅型有料老人ホームステーション常行/株式会社ローカルトレイン

美容にも興味がありつつ介護の世界へ

今介護の仕事に就いて今年の12月で5年目になります。24歳になりました。

この業界に就いたきっかけは、自分のおばあちゃんがホスピスで最期を迎えたんですけど、その時対応してくれたスタッフの方が、おばあちゃんに対しても、家族に対しても優しく接してくれて、なんかあったかいなあって思って。

その時お姉ちゃんも介護の学校に行ってて、

「ああ、私もこんな風になれたらいいなぁ」と思って……。それが中1とか中2のときかなあ。

ネイリストとか美容師とか、美容系の仕事がしたいなあって思った時期もあったけど、現実的に大分だと厳しいのかなあと思って。やってみたいけど仕事にしようとは思わなかったかな。

同じ時期かな? 中1から高3までは部活で陸上をやってました。私は400mと走り幅跳びですね。面白かったですよ。個人戦やけん、結果が出たときの喜びはすごくありましたね。

あとやっぱ大きい舞台に立てたことかな。国体とか九州大会に。プレッシャーに打ち負けて全然でしたけど。当時幅跳びは県で3番くらいだったかな。400mはいつも県で2番やったなあ。

陸上競技場は思い出の場所です。その頃はよくお母さんと一緒に特訓してました。引退した後は、進学というより、応援してくれたお母さんのためにも早く働いてお金貯めようって思ってました。

陸上選手時代の経験が生きている

実際に興味があった仕事として、この仕事を選んで思ったのは、オムツ交換とか大変かなあって思ってたけど、実際は思ってたよりも全然やりやすかったです。周りからは大変だよって言われてたけど、全然負担じゃなかった。

陸上やってて生きているという経験は、挨拶とか声の大きさかな。自分から挨拶をするとか、コミュニケーションを取るのは得意です。陸上の時は個人戦やったけど、今はチーム戦。もちろん自分とは戦わないといけないし、自分で反省もします。性格上皆の意見は聞きつつ、自分の意見はしっかり言いたいんですよね。押し通すわけじゃないけど、皆の意見を聞くといろいろ勉強になります。

この仕事の魅力は、終末期まで看たときに、残されたご家族さんから感謝されるときはよかったなあって感動します。もちろんその時は自分たちも大変だし、夜勤とか怖いし、もしものことを考えると焦ったりするけど……ご家族さんから感謝されるとよかったなって思います。

あとは、ご利用者さんが重度の方でなかなか反応がないなかで、ふとした時に会話が成立したり、笑ってくれたりすると嬉しいです。そんな笑顔が引き出せるような声掛けは大事にしています。目をそらさずに最期まで看るってことかな。

これからやりたいこと

お母さんは介護の仕事が続いていることに「よく頑張るなあ」って言ってくれます。お母さんも嬉しいみたいです。
介護福祉士の試験日がお母さんの誕生日だったんですよね。1月27日でした。結果は後日だったけど、受かったときに「すごいやん」って喜んでくれました。

これからの夢は、おばあちゃんたちにネイルとか塗ってあげたいな。一人ひとりに化粧水とかお化粧とか。メイクとか好きだから、仕事のなかでもそういうのを取り入れつつ楽しんでやりたいなって思います。私だったらそうして欲しいな。男性だったら身なりをきれいにしてセットしてあげたいな。

好きなものは嵐です。写真とかロッカーにも、自分に引き出しにも貼ってます。通勤中もDVD見ながら歌いながら来てます。やる気出ますよ!

私は現場でずっと動いていたいです。オムツ交換とか好きですよ。どうやったらうまくいくかなあって考えます。介護で働く人は少ないって言われますけど、世間のイメージと全然違いますよ。国家資格取ってよかったです。気持ちも変わりましたね。プロっていう意識はあります。友達にも「介護したらいいやん」って言います。ホントにみんな介護したらいいのに。面白いよ。

髙畠さんのロッカー。職場の仲間からのメッセージが貼ってある。

大分んこと、知っちょん?
〜教えて! 大分の好きな◯◯〜

不二かつ


おすすめは「不二かつ」です。
大分市内で一番おいしいと思います。
ああ、おいしかった。明日も頑張ろう!

▼大分市新貝
不二かつ

text & photo by Hiroyuki Kawano